CEATEC2004 ソニーとシャープの画づくり

金曜日にCEATECに行って来た。あまり目新しいものはなく、ちょっと残念。ソニーのブースはちょっと印象的だった。展示は「画」へのこだわりで統一されていた。QUALIA005はじめ、「艶やかな色作り」が印象に残った。

そのほかにも1セグメント放送受信ケータイなどで画質のよさをアピールしていた。H.264の参考展示商品は本当にきれいでとても圧縮されているとは思えなかった。アップルの後追いと非難を浴びている「HDDウォークマン」のレビュー記事で「エンコード/デコード技術がいいので、音が予想以上にいい」と書いてあったが、動画のほうでもそのあたりの技術は生かされているのだろうか?このあたりは「アナログ」を知るエレキメーカーの強さが出ているのかもしれない。(PC陣営と比較して)

またソニーとシャープの「画」は随分と対照的であった。ソニーは「艶やか」「立体的」な感じを強調し、シャープは「自然」な風合いを強調しているように思えた。映画などを見るときにはソニーのような画作りのほうがしっくりくるのかなあなんて感じた。